ミミズコンポストに関する100のよくある質問

ミミズコンポストに関する100の質問|シマミミズとQ&Aのアイキャッチ画像

ミミズコンポストを始めたい方・続けている方の「知りたい」に、新潟ミミズ情報局がすべてお答えします!気になる質問から読んでみてくださいね。

1ミミズコンポストの始め方・必要なもの

ミミズコンポストの始め方|容器と道具を用意して準備する親子のイラスト

ミミズコンポストとは何ですか?

ミミズコンポストとは、シマミミズという種類のミミズに家庭の生ごみを分解してもらう仕組みのことです。段ボールコンポスト(発酵熱で分解)やEMぼかし(EM菌で発酵)と違って、発酵熱を使わずミミズの力でゆっくり分解するのが特徴です。においも控えめで、室内で可能です。続けるとミミズ堆肥(ミミズのふん)と液肥の2つができあがって、家庭菜園や観葉植物に使えます。仕組みの詳しい話はミミズコンポストの始め方ガイドにまとめています!

ミミズコンポストの始め方を教えてください

始め方はとてもシンプルです。準備するのはシマミミズ・飼育容器(タライ)・床材・フタ用のネットの4つで、道具のほとんどは100均で揃います♪あとは容器に湿らせた床材を敷いて、シマミミズを投入し、最初の1週間はエサをあげずに環境に慣れてもらう、というのが基本の流れです。私も始める前はわからないことだらけでしたが、やってみると簡単でした。手順・道具・注意点・よくある失敗まで一気にまとめた始め方ガイドをどうぞ。

ミミズコンポストのやり方・基本の手順は?

手順は5ステップで覚えられます。①容器に湿らせた床材を5〜10cm敷く②シマミミズをそっと投入する③最初の1週間はエサをあげずに慣れてもらう④1週間たったら少しずつ生ごみを与え始める⑤湿らせた新聞紙とネットでフタをして完成、という流れです。特に③の「最初は様子見」が鉄則です。ミミズは環境の変化に敏感なので、いきなりたくさん生ごみを入れると驚いて脱走したり弱ったりします。写真付きの手順は始め方ガイドに載せています♪

ミミズコンポストの仕組みはどうなっていますか?

シマミミズが家庭の生ごみを食べて、ふんとして土に変えてくれるという仕組みです。シマミミズは土の表層で暮らすタイプのミミズ。生ごみや落ち葉などの有機物が大好物なんです!段ボールコンポストのように発酵熱で分解するのではなく、生き物に食べてもらうのが基本なので、においも控えめで室内でもできますよ♪続けるとミミズ堆肥と液肥(おしっこ)の2つができあがります。仕組みの全体像は始め方ガイドでどうぞ。

ミミズコンポストに必要なものは?最低限の準備を教えて

必要なのは4つだけです。シマミミズ(主役)・飼育容器(タライ)・床材(ミミズのベッド)・フタ用ネット(脱走と害虫対策)、これでOKです♪あると便利なのが霧吹き(湿度調整)と新聞紙・段ボール(湿度とにおい対策)ですが、これは家にあるもので十分です。道具のほとんどは100均で揃うので、気軽に始められます!100均で揃える具体例は100均グッズ5選に、全体の準備リストは始め方ガイドにまとめています。

ミミズコンポストは自作できますか?作り方は?

自作できます!専用のコンポスターを買わなくても、100均のタライひとつから始められます。難しい加工はいりません。容器に湿らせた床材を敷いて、シマミミズを入れて、ネットを被せるだけで完成なので、工作が苦手な方でも大丈夫です。私もこの方法で6年以上ミミズたちが元気に活動しています♪サイズを選べる・複数に増やしやすい・愛着がわく、と自作ならではの良さもあります。写真付きの作り方は容器の自作ガイドをどうぞ。

発泡スチロールでミミズコンポストを作る方法は?

発泡スチロールでも作れます。発泡スチロールは保温性が高いので、冬場の温度管理に向いています。ホームセンターの魚介類輸送用の箱が手に入れやすいですね。ただ軽いので、風に飛ばされないように注意が必要です。 基本の作り方はタライと同じで、床材を敷いてミミズを入れ、ネットを被せればOK。10〜30Lの容量でミミズ100〜300匹くらいが目安です。容器の選び方・作り方は容器の自作ガイドに詳しく載せています。

バケツやプランターでミミズコンポストはできますか?

できますが!容量が小さいものはお試し段階向きですね。バケツは小さいものならミミズ50〜150匹程度の少数飼育に向いています。ただシマミミズは土の表層で暮らすので、深いバケツより浅くて面積の広い容器のほうが本当は向いています♪本格的に続けるなら、浅くて広いタライがおすすめ。容器ごとの向き不向きは容器の自作ガイドで比較していますので、のぞいてみてくださいね。

100均の材料でミミズコンポストは作れますか?

作れますよ。道具のほとんどは100均で揃います。私が実際にダイソーで揃えたのは、タライ(飼育容器)・ネット(毛布収納袋/脱走と害虫対策)・霧吹き・ココナツ繊維(床材)・ポリ手袋の5つです。ネットは不織布の毛布収納袋がミミズの呼吸を妨げず害虫対策にもなって優秀なんです♪霧吹きは園芸コーナーにあります。具体的なアイテムは100均グッズ5選にまとめていますので、買い物の前にどうぞ!

ミミズコンポストにはミミズが何匹必要ですか?

目安は1人あたり1000匹、4人家族なら4000匹くらいです。シマミミズは1日に体重の半分ほどの生ごみを食べてくれて、1匹あたり0.4gなので、100匹で20g、1000匹で200gの生ごみを分解する計算ですね。「4000匹も!」と驚くかもしれませんが、安心してください!シマミミズは飼育条件が良ければ半年で5〜10倍に増えるので、最初は少なめで始めて中で増やしていくのが現実的です。匹数の計算は分解力の記事に詳しく載せています♪

ミミズコンポストの容器はどう選べばいいですか?

飼育容器は浅いほうがいいです!シマミミズは土の表層で暮らすので、深いバケツより、浅くて表面積の広い容器のほうが向いています。その方がパートナーが見つけやすく、数が増えやすくなります。床土は10〜15cmくらいで十分で、深さより広さを優先するのがポイントですね。素材は100均のタライが安くて軽くて臭いも染みにくく、洗いやすいのでおすすめです♪容量は10〜20Lがあつかいやすいサイズですよ。素材ごとの比較や向き不向きは容器の自作ガイドでどうぞ。

ミミズコンポストの土(床材)は何を使えばいい?

床材はミミズのベッドのことで、新聞紙・段ボール・ココナツ繊維・牛ふんなどが使えます。手軽なのは新聞紙や段ボールで、シュレッダーで細かくすると過ごしやすくなります♪ココナツ繊維は100均で買えますが、塩分を含んでいるので水を含ませて捨てるのを3〜4回繰り返す塩抜きが必要です。私のいち押しは牛ふん(ホームセンターの発酵牛ふん)で、ほかの床材に比べてミミズが格段に増えるんですよね。床材の選び方はおすすめの床材に詳しく書いています。

ミミズコンポストのメリット・デメリットは?

メリットは、家庭の生ごみを土に還せること。そしてできあがるミミズ堆肥がとても優秀なことです!ミミズ堆肥は保水性も保肥性もバッチリで、栄養価が高くpHもほぼ中性(7.0)なので、家庭菜園や観葉植物にぴったりなんです♪デメリットとしては、シマミミズが暑さにも寒さにも弱く温度管理が必要なこと、最初の1週間は様子見が必要なことが挙げられます。自作タライ型は液肥が取り出しにくいのも弱点ですが、新聞紙・段ボールで水分管理すれば問題なく運用できます!堆肥の良さはミミズ堆肥のいいところでどうぞ。

ミミズコンポストにかかる費用はどれくらい?

ミミズを入れれば4,000円程度からでしょうか。容器は自作なら100均のタライひとつから始められます。専用のコンポスト容器を買うよりずっと安いです♪床材やネットも100均や家にあるもので揃いますし、新聞紙・段ボールはほぼ無料?ですね。シマミミズの費用ですが、最初は少なめで始めて中で増やしていけるので、新潟ミミズ情報局でしたらお試しセットから気軽にスタートできます。市販の専用コンポスターは機能面で優れていますが初期費用が高くなりがちなので、まずは自作がおすすめです!道具の詳細は100均グッズ5選をどうぞ。

2ミミズのエサ・入れてはいけないもの

ミミズコンポストのエサ|野菜くずをミミズに与える子どものイラスト

ミミズは何を食べますか?

シマミミズは果物の皮や野菜のくずが大好物です♪基本的に有機物であればいろいろ食べてくれて、家庭の生ごみを土に還してくれます。特に果物は甘いものが好きで、スイカなど水分の多いものはあっという間に分解します。コーヒーかすや米ぬかも好んで食べますし、意外と紙ごみも食べてくれるので、家庭の燃えるごみは結構ミミズの力でなんとかなります! 逆に苦手なものや入れてはいけないものもあるので、何を食べるか・どれくらい食べるかは分解力の記事を見てみてくださいね。

ミミズコンポストのエサは何をあげればいい?

野菜のくずや果物の皮といった、家庭から出る生ごみが基本のエサです。バナナの皮・コーヒーかす・米ぬかは栄養豊富で食いつき抜群ですよ。紙のごみや髪の毛もミミズが分解できるものです!エサは細かく刻んであげると、ミミズが食べやすくなって分解も早まります。生ごみは一度、冷凍してあげると細胞壁が壊れて分解が早まるうえ虫対策にもなって一石二鳥です。エサの基本は始め方ガイドをどうぞ。

ミミズコンポストに入れてはいけないものは?

入れてはいけないのは、金属やプラスチックなど分解できないものです!食べものの中では、玉ねぎ・にんにくなどのネギ類、唐辛子のような刺激物、柑橘の皮は避けましょう。柑橘の皮にはリモネン(除草剤などの原料になる成分)が含まれていて、粘膜で覆われたシマミミズには刺激が強いんです。食用油もシマミミズの皮膚呼吸を妨げてしまうので入れないでくださいね。肉や魚は入れられますが害虫やにおいが出やすいので、慣れてきてから少しずつ試すのがおすすめです♪

ミミズにコーヒーかすをあげても大丈夫ですか?

大丈夫です♪シマミミズはコーヒーが大好きなので、ミミズコンポストに入れてOKです!コーヒーかすはミミズのえさとしての役割と消化を助ける役割があります。ただ注意点がひとつ、コーヒーかすは弱酸性(pH5.0〜6.0)なので、一度に大量に入れるとコンポスト内が酸性に傾いてミミズが驚いてしまうかも?少しずつ試して、様子を見ながら増やしましょう。コーヒーかすは多孔質でにおいの吸着や微生物のすみかにもなる優れものです!詳しくはコーヒーかすの記事をどうぞ。

ミミズに米ぬかをあげるとどうなる?

米ぬかは栄養たっぷりで、シマミミズを大きく太く育てるのに役立ちます!粉状で細かいのでミミズにとって食べやすいのもいいところです。ただし注意が必要で、米ぬかは水分と酸素があると発酵熱を持ちます。シマミミズは熱にとても弱いので、一度にたくさん入れると温度が上がって弱ってしまうことがあります。少量を表面にパラパラとふりかける程度にして、固まりをつくらないのがコツです♪冬は発酵熱が逆に役立つこともありますね!詳しくは米ぬかの記事をどうぞ。

ミミズはバナナや果物の皮を食べますか?

シマミミズはバナナの皮が大好物です。やわらかい・水分が多い・甘みがあるの三拍子がそろっていて、まさにミミズにとってのご馳走なんです♪我が家でも皮を入れると数日〜1週間ほどでほとんど分解してくれます。細かく切ってビニール袋に入れ、一度冷凍してから与えると分解がぐんと早まりますよ。実の部分は糖分と水分が多すぎて発酵しやすいので、皮だけをミミズに、実は私たちがおいしくいただくのが一番のバランスですね。詳しくはバナナの記事をどうぞ。

ミミズの好物・よく食べるものは何ですか?

シマミミズの好きな食べ物は、果物の皮や野菜のくず。特に果物は甘いものが大好きです。スイカなど水分の多いものは、あっという間に分解しますので観察にもおすすめです♪

ミミズにエサをあげる頻度・量はどれくらい?

1日の量の目安は、ミミズの体重の半分くらいです。シマミミズは1日に体重の半分ほどの生ごみを食べてくれるので、100匹なら20g、1000匹なら200gが目安ですね。始めたばかりの頃は少量から試して、ミミズの食べっぷりを見ながら徐々に増やしていきましょう。たくさんあげれば喜ぶ気がしますが、実は逆効果。食べきれない量を入れると発酵して臭いの原因になります。少なめにあげて足りないかなと思ったら追加する、くらいのリズムが続けやすいですね。詳しくは分解力の記事をどうぞ。

ミミズのエサの与え方・置き方のコツは?

エサは細かく刻んで、土の表面に置くか軽く埋めてあげるのがコツです。ミミズには歯がないので、細かくして表面積を増やすと食べやすくなって分解も早まりますよ。ただし虫が気になるときは、表面に出さず土の中に埋めるのがおすすめです。においを嗅ぎつけて害虫が寄ってくるのを防げます!さらに、生ごみは一度冷凍してから与えると細胞壁が壊れて分解が早まるうえ、虫の卵も死滅させられて一石二鳥♪与え方の基本は始め方ガイドをどうぞ。

卵の殻や貝殻はミミズコンポストに入れていい?

入れていいです!むしろおすすめなんです。ミミズコンポストは放っておくと酸性に傾きやすいのですが、卵の殻は酸性に傾いた床材を中和してくれるんですね。カキ殻など貝の殻を細かくしたものも同じ働きをします。ポイントは、なるべく細かくしてから入れること。よく乾燥させて、すり鉢やミキサーで砕くのがおすすめですよ。ミミズが食べやすく、体を傷つけないためです。作業のときは粉末を吸い込まないようマスクをしてくださいね。詳しくはpHの記事をどうぞ。

柑橘類やネギ・玉ねぎはミミズに与えないほうがいい?

基本的には与えないほうがいいですね。柑橘の皮(みかん・レモンなど)にはリモネンという成分が含まれていて、これは除草剤の原料にもなる物質。最悪の場合ミミズが死んでしまうこともあるので避けましょう。玉ねぎやにんにくといったネギ類も、においや刺激が苦手で控えめにしたい食材です。私も知らずに玉ねぎやみかんの皮を入れて失敗した経験があります。大量のミミズがいれば影響は少ないかもしれませんが、柑橘とネギ類は入れないのが安心です。苦手な食べものの一覧は嫌いなものの記事をどうぞ。

ミミズのえさが減らない・食べないのはなぜ?

エサが減らないときは、まず量が多すぎないか確認してみましょう。ミミズの数に対してエサが多いと食べきれずに余ってしまいます。次に温度です。シマミミズは30℃を超えたり5℃を下回ったりすると活動がぐっと落ちて、生ごみもほとんど食べなくなるんですよ。あとは、入れたものが苦手なエサ(ネギ類・柑橘・刺激物)でないかもチェックですね。エサは細かく刻むと食べやすくなりますし、まずはエサやりを少しお休みして様子を見るのも手です。適温の話は暑さ対策の記事も参考にどうぞ。

エサを入れすぎるとどうなりますか?

エサを入れすぎると、食べきれなかった生ごみが腐ってしまいます!これがトラブルの一番の原因で、コバエやダニといった虫が寄ってきたり、嫌気状態(酸素不足)になって悪臭が出たりします。米ぬかなども大量に入れると発酵熱で温度が上がり、暑さに弱いミミズが弱ってしまうことがあります。「少なめにあげて、足りないかなと思ったら追加」が鉄則です。もし入れすぎてしまったら、エサやりを少しお休みしてミミズが食べきるのを待ってあげましょう♪詳しくは始め方ガイドのよくある失敗をどうぞ。

3ミミズコンポストのトラブル(虫・カビ・臭い・死ぬ)

ミミズコンポストのトラブル対策|虫眼鏡で容器の中を観察する親子のイラスト

ミミズコンポストに虫がわくのはなぜ?対処法は?

虫がわく一番の原因は、エサの入れすぎです!分解が追いつかずに余った生ごみが腐ると、コバエやダニが集まってきます。まずはエサやりを少しお休みして、シマミミズが食べ切るのを待ってあげましょう。それでも気になるときは、表面を新聞紙や段ボールで覆ってあげると虫が寄りつきにくくなります♪私は乾いた床材を上からかぶせて調整していますが、虫もコンポストが元気な証拠だと思って、あまり神経質にならないようにはしています!

コバエへの対策は?

コバエ対策の基本は、においを抑えることと、容器にネットを被せること。コバエはエサのにおいを嗅ぎつけて寄ってくるので、エサは表面に出さず土の中に埋めてあげましょう。エサを細かくして分解を早めるのも効きます。そのうえで容器全体を毛布収納袋などのネットで覆っておけば、外からの侵入をかんたんに防げます。さらに、生ごみを一度冷凍してから与えると、コバエの卵を死滅させられて発生源を減らせるんですよ。冷凍とネット、この2つを組み合わせるとほぼ完璧です。詳しくは室内でやるときの注意点をどうぞ。

ミミズコンポストにダニがわいたらどうする?

ダニがわく一番の原因はエサの入れすぎです。まずはエサやりを少しお休みして、ミミズが食べきるのを待ちましょう。表面を新聞紙や段ボールで覆ってあげると虫が寄りつきにくくなります。実はダニはハウスダストなどと違い、アレルギーの原因になりにくいと言われていて、生ごみの分解も助けてくれる仲間でもあります。大量に出てしまったら、パンをひとかけら入れて、丸ごとゴミ箱にポイっとしてください♪その他、虫に関しての詳しい話はコンポストに棲む虫の記事をどうぞ。

白いウジ虫のようなものが湧いた。これは何?

白くてピョンピョン跳ねているなら、トビムシという小さな益虫の可能性が高いです!ミミズコンポストでは、この子が出てきたら一人前と言われるくらいで、生ごみの分解を助けてくれる仲間なんです。一方で、もし黒っぽいハエの幼虫(いわゆるウジ)が大量に出ている場合は、えさの入れすぎや表面に生ごみが出ているのが原因。えさを土の中に埋めて、生ごみを冷凍してから与えると発生を抑えられます。まずは正体を見分けてから対処するのがおすすめです。棲む虫の見分けは益虫の記事をどうぞ。

トビムシ(白い小さな虫)が大量にいるけど大丈夫?

大丈夫です。トビムシは白くてピョンピョンしているのが特徴の小さな益虫で、生ごみの分解を助けてくれるんです!室内でコンポストをやっていても自然発生しますが(どこから来てるのか?!)コンポストにとってはプラスに働くので心配いりません♪どうしても数が気になるときは、エサを土の中に埋めて表面に出さないようにすると落ち着きます。コンポストに棲む益虫の話は益虫の記事でどうぞ。

ダンゴムシがコンポストに大量発生したら?

ダンゴムシは居ても大丈夫、むしろ歓迎していい仲間です。ミミズは土の分解者として有名ですが、ダンゴムシもまた優秀な分解者で、枯葉や腐った落ち葉を食べて生ごみの分解を助けてくれるんです!ミミズとダンゴムシはお互いに悪さをしませんし、相乗効果さえ期待できます。生きているミミズに襲いかかることもないので、コンポストに侵入してミミズが食べられる心配もありませんよ。私が販売するシマミミズと土のセットにダンゴムシが入っていることもありますが、その場合は「ラッキー」と思ってくださいね。詳しくはダンゴムシの記事をどうぞ。

ミミズコンポストが臭い・悪臭がするのはなぜ?

適切に管理すればミミズコンポストはほとんど臭いません。土の香りが少しする程度のはずです。においが出るときの主な原因は嫌気状態(酸素不足)で、エサを入れすぎたり水分が多すぎたりするとコンポスト内が腐敗してにおいが出ます。対処法は、エサを細かくする・新聞紙や段ボールを増やして水分を吸わせる・霧吹きを控える、の3つですね。新聞紙や段ボールには炭素が多く含まれていて、においを吸着してくれるんです♪詳しくは室内でやるときの注意点をどうぞ。

白カビ・青カビが生えたけど問題ない?

少しの白カビなら問題ありません。ミミズはカビが生えた食べ物も食べてくれますし、分解の過程で自然と出てくることがあります。ただ、緑や黒の濃いカビが広がっているようなら、その部分だけ取り除いてあげましょう。ミミズ自身が弱っているときには毒になることもあるからです。カビが出やすいのはえさの入れすぎや水分過多のサインでもあるので、様子を見るといいですね。コンポストの様子を観察しながら、バランスを見て調整していくのが大事です♪バナナの皮のカビの話はバナナの記事でも触れています。

ミミズが容器から脱走・逃げるのを防ぐには?

脱走を防ぐ一番のコツは、容器をネットで覆うことです。毛布収納袋や洗濯ネットを被せておけば、万が一脱走しても容器の外には出られないので安心ですよ。そもそもミミズが逃げ出すのは環境が合っていないサインで、湿度が高すぎる・低すぎる、温度が高すぎる、えさが腐って嫌気状態になっている、新しい環境に慣れていない(最初の1週間)あたりが原因です。だから最初の1週間はエサをあげずに慣れてもらうのが大切なんですね。意外かもしれませんが、フタなし+ネットのほうが湿度調整がしやすく脱走も減りますよ。詳しくは室内でやるときの注意点をどうぞ。

ミミズが死んでしまう・溶けるのはなぜ?

ミミズが死んでしまう主な原因は、温度・水分・エサの与えすぎのどれかです。シマミミズは30℃を超える暑さや、5℃を下回る寒さに弱く、特に0℃以下では体の水分が凍って死んでしまうんですよ。えさを入れすぎて嫌気状態(酸素不足)になると弱ってしまいます。柑橘の皮のリモネンや食用油も死因になります。もし弱っているように見えたら、まずは水分・温度・においを確認してみてください。アルコール臭や酸っぱい匂いなら発酵しすぎのサインです!適温の詳細は暑さ対策の記事をどうぞ。

ミミズが増えない・減ってきた原因は?

増えない・減る原因の多くは、水分過多・温度・酸欠・エサの与えすぎのどれかです。シマミミズは飼育条件が良ければ半年で5〜10倍に増えるので、増えないときは環境を見直すサインですね。容器が小さすぎてミミズ密度が高すぎると、ストレスで繁殖が滞ることもあります。また6℃を下回ると卵が孵化しないので、寒い時期は増えにくいんですよ。まずはコンポストの水分・温度・においを確認して、適温(15〜25℃)と適度な湿り気を保ってあげましょう。卵を産み付けやすいよう、バナナの軸など硬めの繊維を入れておくのもおすすめです。繁殖の話は分解力の記事をどうぞ♪

ミミズコンポストが失敗するよくある原因は?

よくある失敗は5つあります。①えさを一気に入れすぎて発酵熱が出る②コーヒーかすを大量投入してpHが酸性に傾く③環境が合わず脱走する④水分過多や嫌気状態でにおいが出る⑤えさが表面に出ていて害虫がわく、ですね。どれも「えさの入れすぎ」と「最初の様子見不足」が根っこにあることが多いです!少なめにあげて様子を見る、最初の1週間はエサをあげずに慣れてもらう、この2つを守るとぐっと失敗が減ります。私も何度かやらかしていますが、先に知っておけば回避できます♪失敗と対処法は始め方ガイドに5つまとめています。

ゴキブリがコンポストに来ないか心配です

容器をネットで覆っておけば、ゴキブリなどの害虫の侵入はかんたんに防げます!フタがなくても、毛布収納袋や洗濯ネットを被せるだけで侵入をしっかりブロックできるんです。あわせて、えさのにおいで寄せ付けないことも大事なので、えさは細かくして土の中に埋め、表面に出さないようにしましょう。生ごみを一度冷凍してから与えると、卵などの発生源も減らせて一石二鳥ですよ。ネットを被せる・えさを埋める・冷凍する、この3点でかなり安心して続けられます。詳しくは室内でやるときの注意点をどうぞ。

コンポストの中身は混ぜたほうがいい?混ぜないほうがいい?

定期的にかき混ぜたほうがいいです!理由は3つあって、①ミミズも生き物なので酸素が必要②水分の偏りを防ぐ③嫌気的発酵(酸素を伴わない腐敗)を防ぐ、ですね。混ぜるときは土の上と下を入れ替えるように、ゆっくり空気を入れる意識でやってあげてください。ただし例外もあって、排水性も通気性もよい容器や、構造上かき混ぜにくい容器なら無理に混ぜなくても大丈夫です。混ぜすぎるとミミズを傷つけることもあるので、やさしくが基本です♪詳しくはかき混ぜの記事をどうぞ。

水分が多すぎ・少なすぎるときの調整方法は?

目安は「床材を握ったときに、絞っても水が垂れない」くらいです。水分が多すぎるときは、新聞紙や段ボールを追加して余分な水分を吸わせてあげましょう。乾燥してきたら霧吹きで足してあげればOKですよ。ミミズは湿った環境が好きですが、水浸しはNG。水分が多すぎると嫌気状態になってにおいや脱走の原因にもなるんです。屋外で雨ざらしにするなら、容器に排水穴があるかどうかが分かれ目になりますね。霧吹きやスプレーボトルで少しずつ調整するのがコツですよ。詳しくは始め方ガイドの注意点をどうぞ。

ミミズコンポストにハエがたかるのを防ぐには?

ハエ対策の基本も、においを抑えてネットで覆うことです。ハエはエサのにおいに寄ってくるので、えさは表面に出さず土の中に埋め、細かくして分解を早めましょう。そのうえで容器全体を毛布収納袋などのネットで覆えば、外からの侵入を防げますよ。さらに生ごみを一度冷凍してから与えると、ハエの卵を死滅させられて発生源を減らせます。冷凍と表面の被覆、この2つを組み合わせるとほぼ完璧な対策になります!エサを入れたあとは表面を床材や新聞紙で軽く覆ってあげると、卵を産み付けにくくなりますよ。詳しくは室内でやるときの注意点をどうぞ。

4ミミズコンポストの冬・夏の管理と置き場所

ミミズコンポストの冬と夏の管理と置き場所|窓辺に容器を置く親子のイラスト

ミミズコンポストは冬どうすればいい?凍らせない方法は?

冬は凍らせないことが一番大切です!シマミミズは5℃を下回ると活動がぐっと低下して、0℃を下回ると体の水分が凍って死んでしまいます。新潟のような雪国では、屋外の容器をそのまま置いておくのは避けて、玄関や物置など凍らない場所に移してあげましょう。雪は地面を冷やしますが、実は積もった雪が布団のように容器を守ってくれることもあるんですよ。それでも心配な方は、発泡スチロールの箱に入れたり、毛布や段ボールで包んであげると安心ですね。

冬に屋外でミミズコンポストを置いても大丈夫?

場所と対策しだいですね。シマミミズは5℃を下回ると活動が落ち、0℃を下回ると体の水分が凍って死んでしまうので、何も対策せず屋外に置きっぱなしにするのは避けましょう。新潟のような雪国では、玄関や物置など凍らない場所に移すのが安心です。どうしても屋外に置くなら、発泡スチロールの箱に入れる、毛布や段ボールで包むといった保温が必須ですよ。発泡スチロールは保温性が高いので冬の温度管理に向いていますし、米ぬかの発酵熱を少し利用して容器を温める手もあります。冬の凍結対策は始め方ガイドもどうぞ。

夏の暑さでミミズが弱るのを防ぐには?

夏の暑さ対策はシンプルに5つです。①なるべく日陰に置く、②日よけシートをかける、③水を掛けて気化熱で冷やす、④氷を入れる、⑤湿らせた新聞紙を入れる、ですね。シマミミズは30℃を超えると弱り、35℃で死の危険があるので、夏は最も過酷な季節なんですよ。我が家はホースのシャワーでビシャーっとかけたり、凍らせたバナナの皮を入れて温度を下げたりしています。冷凍した生ごみを使うと、暑さ対策と虫対策が同時にできて一石二鳥ですよ。詳しくは暑さ対策の記事に5つまとめています。

ミミズが活動できる適温・温度の範囲は?

15℃〜22℃くらいでしょうか。夏は涼しく、冬は暖かくする必要がありますね。ほとんどのミミズは30℃を超える環境では弱って、35℃を超えると死んでしまいます。また5℃を下回る環境では極端に活動が低下して、生ごみもほとんど食べなくなります。ミミズの体は水分なので0℃を下回ると凍って死んでしまいます。

ミミズは何度で死ぬ?耐えられる温度は?

シマミミズは35℃を超えると死んでしまい、0℃を下回ると体の水分が凍って死んでしまいます。つまり耐えられるのはおおよそ0℃〜35℃の範囲で、その中でも30℃を超えると弱り始め、5℃を下回ると活動が極端に低下して生ごみもほとんど食べなくなるんですよ。快適に過ごせる適温は15〜22℃くらいですね。ミミズの体はほとんどが水分なので、暑さにも寒さにも弱いんです。夏は涼しく、冬は凍らせない、これを意識してあげましょう。温度対策の詳しい話は暑さ対策の記事をどうぞ。

ミミズコンポストは室内に置いても平気ですか?

平気ですよ。ミミズコンポストは発酵熱をほとんど使わず、適切に管理すればほとんど臭わないので、室内でも楽しめるんです。心配されがちな脱走・害虫・においも、容器全体を毛布収納袋などのネットで覆えばまとめて防げますよ。フタなし+ネットのほうが湿度調整がしやすくおすすめです。エサは細かくして土の中に埋める、生ごみは冷凍してから与える、この2つを習慣にすると虫もぐっと減ります。私も室内で何年も飼育していますが、土の香りが少しする程度ですよ。室内のコツは室内でやるときの注意点をどうぞ。

ミミズコンポストの置き場所はどこがいい?

風通しがよく、直射日光の当たらない日陰がベストです。シマミミズは暑さにも寒さにも弱く、日光も苦手なので、夏は涼しく冬は凍らない場所を選んであげましょう。室内なら浴室の近くや洗面台の下スペースが置き場所として最適ですよ。床材やミミズ、新聞紙が入るとそれなりの重さになるので、直接フローリングに置くのは避けて、コースターやすのこを敷いて接触面を減らすといいですね。トレーを下に敷いておくと水分の染み出しも防げます。置き場所の工夫は容器の自作ガイドでも触れています。

ミミズコンポストを屋外・庭に置く場合の注意点は?

屋外に置くなら、日光・雨・温度の3つに気をつけましょう。シマミミズは日光が苦手なので、なるべく日陰に置くか日よけシートをかけてあげます。雨ざらしにするなら、容器に排水穴があるかどうかが分かれ目になりますよ。排水穴がない容器に大雨が入るとミミズが溺れてしまうんです。さらに夏の直射日光と、冬の凍結にも注意が必要です。冬は5℃以下にならない場所に移すか、発泡スチロールや毛布で保温してあげましょう。自然のミミズも落ち葉の下で暮らすので、段ボールを敷くなど似た環境を作ってあげるといいですね。雨ざらしの話は雨水の記事をどうぞ。

雨ざらしでもミミズコンポストは大丈夫?

容器に排水システムがあるかどうかによります。排水穴のある容器なら、雨水が入っても下に抜けていくのでOKですよ。逆にバケツや穴の空いていないタライだと、ミミズが溺れてしまうので雨は入らないほうがいいですね。自然のミミズも雨ざらしで生きていますが、違うのは自然界では自由に逃げられること。コンポスト内ではそうはいかないので、雨ざらしにするなら排水穴のある容器を使いましょう。雨に当てる場合は、コンポストの上部に段ボールをたくさん敷いてあげると、ミミズが雨宿りできて安心ですよ。詳しくは雨水の記事をどうぞ。

旅行・長期不在のときミミズの世話はどうする?

心配ありません!ミミズは毎日えさをあげなくても大丈夫♪床材の新聞紙や段ボールなどをえさとして食べてくれます。「旅行に行くから多めにえさを・・・」とするよりも、床材を足して安心して旅行に行きましょう!1ヶ月以上は大丈夫と考えてOKです!

ミミズコンポストの適切な湿度・水分量は?

目安は「床材を握ったときに、絞っても水が垂れない」くらいの湿り気です。ミミズは湿った環境が好きですが、水浸しはNGなんですよ。乾燥してきたら霧吹きで足し、多すぎるときは新聞紙や段ボールを入れて余分な水分を吸わせて調整してあげましょう。ミミズは皮膚で呼吸しているので、適度に湿っていることが大切なんですね。水分が多すぎると嫌気状態になってにおいや脱走の原因にもなります。スプレーボトルで少しずつ加水してあげると、一気に濡らしすぎず適度な湿気が保てますよ。水分管理の詳細は始め方ガイドの注意点をどうぞ。

マンションのベランダでミミズコンポストはできる?

できます♪ただ、直射日光はなるべく避けてあげましょう。マンションのベランダということはスペースが限られますよね。大きな陽気なら多少の直射日光は大丈夫なのですが、限られたスペースでしたらなるべく日光は防ぎましょう。あとは水分の蒸発が室内より早くなるので、湿り気をよく見てあげてくださいね!

ミミズコンポストの堆肥が完成するまでの期間は?

ミミズの堆肥は熟成が必要ないのですぐに使用できます!床材やミミズを含めて、ふるいにかけてあげましょう。下から落ちた土を堆肥として使用できます。堆肥を使用しない場合でも、3ヶ月に1回くらいはふるいにかけて土を循環させてあげるといいですよ♪

5ミミズ堆肥(ふん・液肥)の効果と使い方

ミミズ堆肥(ふん・液肥)の効果|ふかふかの堆肥で野菜が育つイラスト

ミミズの糞(ふん)にはどんな効果がありますか?

ミミズのふんは、土をふかふかの良い状態にしてくれます。一粒一粒が団粒構造になっているので保水性が高く、それでいて水はけも良いという、一見矛盾するような性質を両立してくれるんですね。さらに養分も豊富で、酸性に傾いた土を中性〜アルカリ性に寄せてくれる働きもあります。小さな体で、本当に頼もしい仕事をしてくれますよ。

ミミズ堆肥とは何ですか?普通の堆肥と何が違う?

ミミズ堆肥は、シマミミズが生ごみや落ち葉などの有機物を食べて、ふんとして排出したものです。普通の堆肥が発酵熱で分解させるのに対して、ミミズ堆肥は生き物の力でゆっくり確実に分解していくのが大きな違いですね。ミミズのふんは団粒構造になっているので、保水性も水はけも良く、養分も豊富。pHは7.0くらいの中性で、大体の植物にとってちょうど良い土になりますよ。

ミミズ堆肥の使い方・畑への入れ方は?

ミミズ堆肥は土に混ぜてあげると、保肥性が高いので堆肥の効果が長持ちします。そもそもミミズ堆肥には養分がたくさんあるので、土に混ぜるだけでもいい土に近づくんですね。家庭菜園や観葉植物の土に混ぜる使い方ができますよ。8mmのふるいにかけて取り出すと、混ざりやすくて扱いやすくなります。使い方の詳しい話はミミズ堆肥のいいところをどうぞ。

ミミズ堆肥にはどんな成分・栄養がある?

ミミズの得意分野は農業の三大栄養素でいうちっ素です!堆肥や液肥に含まれるちっ素は、植物の葉や茎の成長に役立ちます。ミミズ自身も死んでしまったら、土に還り栄養分となります。さすがチッソ虫ですね。

ミミズコンポストの堆肥はいつ取り出せばいい?

容器やミミズの量によりますが3〜6か月に1回は収穫してあげましょう。ミミズの堆肥は土にとっては栄養があり有益ですが、ミミズにとっては不快になることも。私は8mmのふるいにかけて定期的に収穫していますよ。

完成したミミズ堆肥とミミズをどう分ける?

私は8mmのふるいにかけて、堆肥とミミズを分けて収穫しています。ふるいに残った大きなミミズはコンポストに戻してあげて、細かくなった堆肥だけを取り出す形ですね。ミミズは光が苦手なので、明るい場所でしばらく置いておくと自然と下のほうへ潜っていくのを利用する方法もありますよ。上澄みの堆肥からそっとすくっていくと、ミミズを傷つけずに分けられます。

ミミズの糞塚・ふん塚とは?庭にできたけど対策は?

実はこれはシマミミズの仕業ではないのです!これは基本的にはフトミミズ科のミミズの働きなのですが、お庭の芝生をキレイに管理したい方には天敵ですよね。この場合、ミミズを土から出す必要があるので、椿油かすや粉のからしを水に解かして散布するといいです。ミミズの皮膚呼吸を阻害して、驚くほどミミズが出てきます。ミミズはこれですぐには死なないので、捕獲してその後の対処が必要です。

ミミズ堆肥は野菜やプランターに使える?

はい、ミミズ堆肥は家庭菜園や観葉植物にとっても良い土になります。保水性も保肥性もバッチリなので、プランターの土に混ぜてあげる使い方ができますよ。pHは7.0くらいの中性で、ミミズが気持ちよく生きられるpH5.0〜9.0の範囲なら大体の植物にとってちょうど良い土になります。野菜づくりにもうれしい性質ですね。詳しい良さはミミズ堆肥のいいところをどうぞ。

ミミズの液肥(液体肥料)は作れますか?使い方は?

ミミズコンポストを続けていくと、堆肥(ふん土)と一緒に液肥(おしっこ)もできあがります。この液肥は定期的にたまっていくので、家庭菜園などに使うことができますよ。ただし定期的に抜いてあげないと、かなりの悪臭の原因になることもあるので注意してくださいね。重ねて液肥を収穫できるタイプの容器は、100均の商品でも自作できます。

ミミズ堆肥の作り方を一から教えてください

ミミズ堆肥は、シマミミズに生ごみを食べてもらうことで作れます。手順はシンプルで、容器(タライがおすすめ)に湿らせた床材を5〜10cm敷いて、その上にシマミミズを投入。最初の1週間はエサをあげずに環境に慣れてもらい、それから少しずつ生ごみを与えていきます。最後にネットや新聞紙でフタをして完成ですね。温度は15〜25℃をキープして、湿度は「握っても水が垂れない」くらいが目安。続けていくと、ふん土と液肥の2つができあがりますよ。詳しい手順はミミズコンポストの始め方ガイドにまとめています。

ミミズふんは観葉植物の土に混ぜても大丈夫?

はい、ミミズのふん(ミミズ堆肥)は観葉植物の土に混ぜても大丈夫です。保水性も保肥性もバッチリで、観葉植物にとっても良い土になりますよ。pHは7.0くらいの中性なので、大体の植物にやさしいんですね。8mmのふるいにかけて取り出すと、土に混ぜやすくなります。

6シマミミズの生態(種類・寿命・卵・繁殖)

シマミミズの生態|土の中のミミズと卵を観察する子どものイラスト

コンポストに使うミミズはどの種類?シマミミズとは?

コンポストに使うミミズはシマミミズという種類です。赤褐色の体に縞模様が入った小型のミミズで、大きさは5〜10cmくらい。生ごみや落ち葉、牛ふんなどの有機物が大好物で、土の表層で暮らしているのが特徴ですね。学名はEisenia fetida(エイセニア・フェティダ)、英語ではRed Wiggler(レッド・ウィグラー)と呼ばれて、海外でも家庭用コンポストの定番ミミズなんですよ。詳しくはシマミミズって何者?をどうぞ。

シマミミズとドバミミズの違いは?

一般的に庭や畑の中にいるミミズはドバミミズ(フトミミズ)で、コンポストに向くのはシマミミズです。食性の違いから、庭や畑のミミズでコンポストをするのは基本的にできません。シマミミズは購入するか、生息する環境で捕まえましょう。畑の堆肥場や残渣置き場にはいるかもしれませんね。

シマミミズとフトミミズの見分け方は?

見分けるポイントは、大きさと体の色です。シマミミズは5〜10cmと小型で、赤褐色の体に縞模様が入っています。一方フトミミズ科(いわゆるドバミミズ)は10〜30cmと大きく、褐色〜赤褐色でほぼ無地。住んでいる場所も違って、シマミミズは枯草や堆肥の表層、フトミミズは土の中の深めの場所で暮らしているんですね。実はこの2種類、「科」というレベルで別の生き物なんですよ。詳しくはドバミミズって何者?をどうぞ。

ミミズには何種類いる?日本のミミズの種類は?

日本には500種類以上のミミズがいると言われていて、その大半がフトミミズ科です。実は日本にいるミミズの95%は、釣り人が「ドバミミズ」と呼ぶフトミミズ科の仲間なんですね。代表的なものにはノラクラミミズ、ヒトツモンミミズ、ヘンイセイミミズ、シーボルトミミズなどがいます。コンポストで活躍するシマミミズ(ツリミミズ科)は、その中ではちょっと珍しい存在なんですよ。

ミミズの種類の見分け方・特徴は?

ミミズは大きさ・体の色・住んでいる場所で見分けられます。コンポスト向きのシマミミズは5〜10cmで赤褐色+縞模様、表層暮らし。畑や庭にいるドバミミズ(フトミミズ科)は10〜30cmで無地、土の中の深め暮らしですね。ちなみに体液の色も違って、シマミミズは黄色、ドバミミズは土臭い液を出すんですよ。触ってみるとなるほど!という違いがあります。種類を全部買って調べた話はこちらの記事をどうぞ。

ミミズの寿命はどれくらい?何年生きる?

飼育条件が良ければ、シマミミズは2〜3年ほど生きると言われています。ただコンポストの中ではどんどん繁殖して世代交代が起きるので、気がついたら数がぐんと増えていることが多いんですね。1匹1匹の寿命というより、群れ全体で命をつないでいくイメージで付き合うのが良さそうです。

ミミズはどうやって増える・繁殖するの?

ミミズは卵で増えます。対になったミミズは後尾をして、お互いに精子を交換します。そして、2体のミミズがそれぞれ卵を産むのです。面白いですよね?ミミズは体を切っても増えないので、ご注意ください。

ミミズの繁殖方法・増やすコツは?

ミミズは卵で増えていきます。対になったミミズがお互いに精子を交換して、それぞれが卵を産むんですね。増やすコツは、暖かい環境を保つこと。卵は25℃で約19日、20℃で約20日と暖かいほど早く孵化しますが、6℃以下では孵化しないんです。シマミミズは飼育条件が良ければ半年で5〜10倍に増えるとも言われているので、最初は少なめで始めて、コンポストの中で増やしていくのが現実的ですよ。

ミミズの卵はどんな見た目?画像で知りたい

シマミミズの卵は「卵包(らんぽう)」と呼ばれていて、レモン色をしたつぶつぶです。長さ3〜6mm、幅2〜3mmほどで、中には1〜10匹くらいのミミズが入っていると言われています。コンポストの中を覗くと、意外と簡単に見つけられますよ。私のコンポストでは1ヶ月で100個以上は増えてるんじゃないかな、と思うくらいよく産んでくれます。卵の詳しい話は卵の孵化の記事をどうぞ。

ミミズの卵はどこに産む?孵化までの期間は?

ミミズは普通、エサの近くの土に卵を産みます。孵化までの期間は温度によって変わって、25℃で約19日、20℃で約20日、15℃で約46日、10℃で約86日という感じですね。暖かいほど早く生まれてきます。ただし6℃以下では孵化しないので、冬に始めると待つことになるかもしれません。私も冬に飼育を始めて、なかなか孵化せずやきもきした経験がありますよ。詳しくは卵の孵化の記事をどうぞ。

ミミズの赤ちゃんはどんな姿?白い・透明なのは卵?

ミミズの赤ちゃんは、親と同じ形のまま小さくなったような姿で、生まれて間もない頃は半透明で白っぽく見えます。白くて透明っぽいつぶつぶが卵(卵包)で、レモン色をしているのが特徴ですね。私のコンポストでも、明らかに生まれて間もない小さなミミズが親ミミズと同じ容器で見つかることがありますよ。育つにつれて、だんだん赤褐色になっていきます。

ミミズの赤ちゃんが大量にいるけど大丈夫?

大丈夫です、むしろ環境が良い証拠ですね。シマミミズは驚くほど卵を産むので、コンポストの中で赤ちゃんが大量に見られるのはよくあること。私のコンポストでも、1ヶ月で100個以上の卵が増えているんじゃないかというくらいです。コンポストで管理されている個体は孵化率も高いようで、春から夏にかけて個体数がぐんと増える傾向にありますよ。生ごみの分解も進むので、うれしい状態です。

ミミズは雌雄同体って本当?どう交尾する?

本当です。ミミズは対になって後尾をして、お互いに精子を交換します。そして2体のミミズがそれぞれ卵を産むんですね。オスとメスがはっきり分かれているわけではなく、お互いが精子を渡し合う形なので、面白い仕組みだなと思います。ちなみに体を切っても増えるわけではないので、そこはご注意くださいね。

ミミズに毒はありますか?触っても大丈夫?

基本的には毒はありませんので触って大丈夫です!でも、それって本当にミミズですか・・・?という問題がありますのでヒルなどと間違えないように注意してくださいね。ミミズコンポストのミミズはたまに触ってあげてください♪笑

ミミズは虫(昆虫)ですか?何の仲間?

ミミズは昆虫ではありません!昆虫は頭・胸・腹にからだが別れる6本足の節足動物ですからね。ミミズは「環形動物」です。意外にも仲間は海の中にいるゴカイやヒルなどです。同じくにょろっとしてますからね。

ミミズを切ると2匹に分裂するって本当?

いいえ、ミミズは体を切っても増えません。「切ると2匹になる」というのはよく聞く話ですが、これは誤解なんですね。ミミズが増えるのはあくまで卵から。切っても分裂するのはヒル(プラナリアの仲間)のほうで、ミミズとは別の生き物です。せっかくのミミズを傷つけないよう、優しく扱ってあげてくださいね。

ミミズの天敵・ミミズを食べる動物は?

ミミズの天敵はいろいろいますが、特に屋外飼育で気をつけたいのがモグラです。モグラの主食はミミズなので、地面とつながった屋外コンポストでは必ず対策が必要ですね。ほかにも鳥(スズメやツバメなど)、ムカデ、ヒルなどがミミズを狙います。私も2年近く飼育してきて、一番の被害はモグラでした。フタやネットで容器を覆っておくのが基本の対策ですよ。詳しくは天敵の記事をどうぞ。

コンポストのミミズは何匹くらいまで増える?増えすぎたら?

シマミミズは過密飼育もできる生き物で、1㎡あたり5000〜10000匹まで増えると言われています。エサと環境が許す範囲で自然と数が落ち着いていくので、増えすぎを過度に心配しなくても大丈夫ですよ。もし多すぎると感じたら、堆肥と一緒に8mmのふるいで一部を収穫してあげたり、お友達に分けてあげたりするのも手です。私も定期的に収穫して数を調整していますよ。

7ミミズの増やし方・飼い方・釣り餌

ミミズの増やし方と飼い方|たくさんのミミズを世話する親子のイラスト

ミミズの増やし方・たくさん増やすコツは?

ミミズをたくさん増やすコツは、温度・湿度・エサの環境を整えてあげることです。シマミミズは飼育条件が良ければ半年で5〜10倍に増えると言われていて、温度は15〜25℃、湿度は握っても水が垂れないくらいがベスト。卵も暖かいほど早く孵化するので、暖かい時期はぐんぐん増えてくれますよ。最初は少なめで始めて、コンポストの中で増やしていくのが現実的ですね。

ミミズの飼育方法・飼い方の基本は?

飼い方の基本は、容器(タライがおすすめ)に湿らせた床材を敷いて、シマミミズを入れて、少しずつ生ごみを与えていくこと。最初の1週間はエサをあげずに環境に慣れてもらうのが鉄則です。温度は15〜25℃をキープ、湿度は握っても水が垂れないくらい、最後にネットでフタをして脱走と害虫を防ぎます。シマミミズを効率的に増やしたいなら、新潟ミミズ情報局からミミズ飼育マットを購入いただくのも手段です。ミミズたちが育ってきた、土をそのままお届けしています。土中の微生物もそのまま、小さなミミズや卵も混ざっているので普通に始めるより効率的かもしれません。

畑や庭のミミズを増やすにはどうすればいい?

畑や庭のミミズを増やすには、ミミズが好む有機物の多い環境を作ってあげるのが一番です。シマミミズは枯草を積んだ場所、野菜の残渣置き場、牛ふん堆肥の中といった有機物がたくさんある場所が大好物なんですね。畑や庭でも、枯草を積んだり残渣を置いたりすると、そこにシマミミズが集まってくるかもしれません。土を耕してくれるドバミミズも、落ち葉や腐葉土の多い土に増えていきますよ。

ミミズは釣り餌に使える?コンポストのミミズでもいい?

使えますよ。コンポストで活躍するシマミミズは、小型の釣りの餌として使えます。釣具屋さんでもシマミミズが釣り餌コーナーに置いてあるくらいですからね。ちなみに渓流釣りやウナギ釣りなど大物狙いには、より大きなドバミミズ(フトミミズ科)が最強クラスの餌として知られています。狙う魚に合わせて使い分けると良いですね。釣り餌ミミズの中身を調べた話はこちらの記事をどうぞ。

釣り餌用のミミズはどう飼育・保存する?

釣り餌用のミミズも、コンポストと同じように湿らせた床材を入れた容器で飼育・保存できます。温度は15〜25℃をキープして、暑さと乾燥に弱いので涼しい日陰に置くのがポイントですね。ちなみに釣具店で売っている「ミミズちゃん熊太郎」のような商品も、中身はシマミミズが入っているので、余ったらそのままコンポストで飼育を続けることもできますよ。1箱あたり35〜40匹ほど入っていました。

ミミズの養殖はできる?儲かるって本当?

ミミズの養殖(ミミズ堆肥づくり)は、家庭の小さな箱だけでなく、新規事業としても少しずつ広がってきている分野です。生ごみや動物のふんを栄養豊富な堆肥に変えられるので、土地の限られた都市環境や小規模農業の人気とあわせて需要があるんですね。ただ「必ず儲かる」と断言できるものではないので、まずは家庭で小さく始めて、感触をつかんでみるのが良さそうですよ。

ミミズ100均グッズだけで飼育・養殖できる?

はい、ミミズの飼育に必要な道具のほとんどは100均で揃います。私もDAISOでタライ(飼育容器)、毛布収納袋(フタ用ネット)、霧吹き、ココナツ繊維(床材)、ポリ手袋を揃えました。アイデア次第で活用方法はたくさんありますよ。重ねて液肥を収穫できるタイプの容器も100均の商品で自作できるので、手軽に始められますね。具体的なアイテムは100均グッズ5選をどうぞ。

ミミズは土壌改良にどう役立つ?益虫って本当?

本当です、ミミズは土壌改良に大いに役立つ益虫ですよ。畑や庭にいるドバミミズ(フトミミズ科)は、土ごと食べて有機物を消化し、残りを栄養豊富なふん(堆肥)として排出します。「ミミズが土を耕してくれる」と言われるのは、まさにこの働きのおかげなんですね。ふんは団粒構造になっていて保水性も水はけも良く、土をふかふかにしてくれます。小さな体で、地中の頼もしい働き者です。

8シマミミズの購入・販売(どこで買える?)

シマミミズの購入|届いた箱を開けてミミズを迎える親子のイラスト

コンポスト用のシマミミズはどこで買える?

実店舗ですと釣具店で購入できます。今はオンラインでも購入できるところが増えました。新潟ミミズ情報局でもシマミミズを販売しています。詳細は販売ページをご覧くださいね。

ミミズはホームセンターやコメリで売っている?

日本ではミミズはホームセンターに売っていません。ミミズは意外と繊細な生きものだからでしょうね。日本では釣具店で販売されていますが、基本は冷蔵庫保管されてます。ミミズには冷蔵庫はいい場所じゃないんですが・・・常温でも難しい。だからホームセンターやコメリには販売されていません。海外ならあるんですけどね・・・悲しい。笑

釣具屋やダイソーでコンポスト用ミミズは買える?

釣具屋さんでは買えますよ。意外と知られていませんが、釣具店の釣り餌コーナーにはシマミミズも混ざって売られています。「ミミズちゃん熊太郎」のような商品にもシマミミズが入っていて、1箱に35〜40匹ほど。コンポストにも安心して使えますね。一方ダイソーなどの100均では、ミミズそのものは売っていませんが、飼育に使うタライや霧吹きといった道具は揃えられますよ。詳しい買える場所はこちらの記事にまとめています。

ミミズの値段・販売価格の相場は?

販売場所によって幅があります。釣具店だと1箱6〜7匹で600〜700円くらいなので、1匹あたり80円ほど。ネットオークション(ヤフオク)だと1匹あたり10円くらいが相場で、手軽な金額で買えますね。光和商事さんのようなコンポスター販売店では、シマミミズが500g(約1000匹)単位で購入できます。用途と必要な数に合わせて選ぶと良いですよ。購入の詳細はこちらの記事をどうぞ。

新潟ミミズ情報局ではミミズを購入できますか?

はい、新潟ミミズ情報局でもシマミミズを販売しています。ミミズコンポストに使える元気なミミズたちを、日本全国に発送していますよ。お試しセットから用途に合わせて選んでいただけます。土には特に自信があるので、ミミズコンポスト入門の方にもおすすめです。詳しくは販売ページをご覧くださいね。

ミミズを通販で買うときの注意点は?届いたらどうする?

どこから購入するにしても、届いたらなるべく早く確認しましょう。どんな状況で届いたとしても、保証してくれない人はたくさんいます。特にヤフオクなどの個人の販売は人によるとしか言えませんので、評価や実績をよく見ながら判断しましょう。

新潟ミミズ情報局とは?どんな活動をしている?

新潟ミミズ情報局は、新潟市在住の私「おとさん」が続けているミミズ屋さんです。ミミズコンポストの情報発信とシマミミズの販売を通じて、ミミズの魅力を伝えています。一般のご家庭はもちろん、企業や学校、研究機関などへもミミズを発送してきました。学校や保育園でのミミズコンポスト勉強会、夏休みの自由研究教室といった活動も行っています。ミミズのことで気になることがあれば、気軽にのぞいてみてくださいね。