みなさん、こんにちは。
おとさんです。
今回はミミズコンポストに米ぬかを入れていいのか?というテーマでお話をします。
恐らく、たくさんの方が
- 「コンポストには米ぬかをいれよう!」
- 「発酵熱を持たせるためには米ぬかだ!」
と考えてるのではないでしょうか?
コンポストと米ぬかはとても相性がよいのですが、実はミミズコンポストに限ってはそうとも言えないのです。
よかったら最後まで読んでみてください。
ミミズコンポストに米ぬかは入れていい!
今回のお話は結論からいうと、ミミズコンポストに米ぬかはいれていいです。
ですが、ミミズコンポストは段ボールコンポストなどと違い発酵熱を嫌うタイプのコンポストなんですね。
なので注意点を抑えてあげましょう。
ミミズコンポストに米ぬかを入れるときの注意点
先に説明した通り、ミミズコンポストに米ぬかを入れるときは注意が必要です。
シマミミズはとても熱に弱いので、入れ方を間違えると全滅を招くこともあります。
注意点1:一度にたくさんいれない
これが一番、重要でしょう。
米ぬかは水分と酸素があると、発酵熱を持ちます。
他のコンポストでは、その発酵熱を利用して生ゴミを分解するのですがミミズコンポストは違います。
熱を持たずとも、ミミズたちがゆっくり食べてくれるので、大量の米ぬかを入れるのは控えましょう。
注意点2:固まりをつくらない
たくさん入れないことと同時に、米ぬかは固まりを作らないようにしましょう。
ミミズは歯がないため、大きな固まりを食べるのは大変です。
なるべく固めずに解して与えましょう。
注意点3:表面にパラパラ
米ぬかは表面にパラパラとあげましょう。シマミミズは地面の奥を潜るよりも、表面を好むタイプのミミズです。
米ぬかも埋めるより表面にパラパラとあげるのがよいでしょう。
次の日には、驚くほどミミズが集まってると思いますよ!
おまけ:米ぬかのいいところ♪
ここで少しだけおまけの内容を。
シマミミズに米ぬかをあげるときは、上記の注意が必要です。
ですが、それらを守ってあげるのであればメリットも結構あるんです!
メリット1:栄養がたっぷり
米ぬかは栄養がたっぷりなので、シマミミズにとっては好物です。
シマミミズを大きく太く成長させるのにも役立つでしょう。
また粉状で細かくなっているので、ミミズにとっても食べやすいものなんです。
メリット2:冬は発酵熱が役に立つ
米ぬかは温度が上がってしまう…とデメリットのようにお伝えしましたが、実は冬には少し活躍してくれます。
ミミズは暑さには弱いですが、寒さにも弱いです。
体のほとんどが水分なので、0℃を下回る環境では生きられません。
そんなときに米ぬかを使って、飼育容器の温度を上げてあげるのも手段ですね。
まとめ
ということで今回はミミズコンポストと米ぬかについて、お話をしました。
生の米ぬかもいいですが一度、嫌気発酵させるとよりよいかも知れませんね。
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