みなさん、こんにちはー!
おとさんです。
今回はシマミミズを元気に育むエサについてお話します。
ほとんどの方はミミズコンポストのために、シマミミズに生ごみを与えることをお考えですよね?
変わり者の私はミミズを元気に太らせ、モリモリ育てることに興味がシフトしてしまったのでこんな記事を書いてしまっております。笑
この記事では私が発酵穀粉とやらを知ったきっかけからお話ししていきます。
ある動画との出逢い
ある日、ミミズコンポストに関する情報を探すべくYouTubeを見ているとコチラの動画に出会いました。
今となってはこの動画の情報にたくさんの違和感が見つけられますが、当時の私は食い入るように見ておりました。
ふむふむ、こうやってミミズを増やすんだな。
そんな風に感心していると・・・
すげぇコメントを発見!
私はこの動画のコメントまで、くまなくチェックをしていました。
すると怖ろしいほど長文のコメントを発見してしまいます。
そのコメントを超訳すると
動画は全部見たぜ。
ひとつだけ言っておくが、ミミズは柑橘系は苦手だから入れない方がいい。
数千匹のミミズがいるならまだしも、ミミズを増やしたいなら苦手なモノは入れない方が賢明だ。
あと、ミミズは高温にも低温にも弱いからフタ付き容器にすべきだな。
(中略)
温度を22~24℃に保って、生ゴミじゃなく発酵穀粉を与えると毎月2倍以上に増やせる。
いや、やろうと思えば年間数千倍に増やるんだ。
これはミミズの養殖をやって15年以上になる俺が言ってるんだから間違いねえ!
by川の釣り主
こんな感じでした。
驚きを隠せない、おとさん
まず、文章の長さが驚き!
※あとで全文掲載
そして、知らない単語もあるぞ。
発酵穀粉?はっこうこくふん?
発酵穀粉とは?
このコメントに出会うまで聞いたこともない単語。
そしてGoogleでこの単語を調べても、ちゃんとした解説は出てこないのです。笑
でもシンプルに考えれば穀粉を発酵させたモノってことになりますよね。
穀粉とは穀物を粉にしたものなので、身近なものなら米ぬかがこれにあたると予測できます。
この後、私は実際に発酵穀粉を作ってみました!
さいごに
中途半端になりますが、今回はこの辺でおしまいに。
おまけですが、先ほどの長いコメントを全文掲載しましたのでご覧ください!
お知らせ
新潟ミミズ情報局ではシマミミズを販売しています!
おまけ(川の釣り主さん全文)
ミミズは柑橘類の皮が苦手なのでミカンの皮はやめた方が良いですよ。 目的がミミズを増やすことではなく生ゴミを処理することで、ミミズが数千匹くらいに増えているミミズコンポストでなら 柑橘類の皮を入れても微生物との連携を以て処理出来ますが、ミミズの養殖が目的ならミミズが苦手な物は避けるべきです。
また枯れ草は土の通気通水性改善のために細かくして全体に混ぜるなら有効ですが、大きいまま層を成すように入れるのはNGです。 それとミミズは気圧が下がったりすると土から這い出してくることがあるので、蓋の無い小型の鉢だと 一度這い出すとそのままどこかに行ってしまい、それでお終いです。
そしてミミズは高温にも低温にも弱く、適温域内でも1日の温度変化が大きいと活性や繁殖率が低下します。 自然の土の中は周囲も下も土であり、外気の影響は上面からしか受けない上に、周囲や下からは地熱という 温度変化を低減させる好影響を受けているので温度が安定していますが、土中と言っても小さい容器に入れてしまうと 全面から外気温の悪影響を受ける上に、地熱の好影響は受けられなくなるので、温度変化が大きくなってしまいます。
容量はミミズの増える上限にも影響し、ある程度数が居ないと増える速度も低下するので 釣り餌として消費してもその消費速度に追いつくペースで繁殖して欲しいなら、それを踏まえて容量を決める必要があります。 それを考えるとその鉢では、容量だけを見ても不足だと思います。 あとミミズは養殖すれば1年で10倍程度に増えますが、寒い時期には繁殖率は低下するので 冬は殆ど増えず、春と秋に月1.2倍、夏に月1.5倍程度です。(月当たりで見ると少ないですが、1.2倍が6ヶ月、1.5倍が3ヶ月でおよそ10倍です) ただこれは産卵数での話で、孵化と生長で2,3ヶ月掛かるので、成体の増え方で見ると1季ズレて 春は増えず、夏と冬に1.2倍、秋に1.5倍という感じなので、今から始めると夏に2倍程度でしょう。
そうすると、 何匹から始めるかにもよりますが、最初に1箱数十匹まるまる使っても、今年の夏には気兼ねなくウハウハ使える程にはならないと思います。 因みに温度を22~24℃に保って、生ゴミではなく発酵穀粉などを与えると毎月2倍以上、やろうと思えば年間数千倍に増やせます。 私は春に一番ミミズを使うのですが、先にも書いたように本来は春には成体ミミズがあまり増えないので 春にミミズを沢山使うと数の回復が遅れてしまうため、冬場に加温と発酵穀粉で大量の卵を産んでおいてもらい 春にも冬生まれのチビミミズがわんさか居る状態にすることで、春にミミズを大量に使ってもすぐ数が回復するように仕込んでます。
これをやれば今からでも今年の夏までに数十倍には増やせますが、 断熱容器(私は使い古しのクーラーボックスを改造して使っている)と温度調整機能付きのヒーターが必要になるので そこまでやるかどうかは、1年くらいあまり金を掛けずに養殖をやってみてからでも遅くはないでしょう。 私は元々年間2000円くらいをミミズ代に使っていましたし、養殖も15年以上になるので十二分に元を取ってますが 貴方は今年は間に合わずにあと1年普通にミミズを買うことになってもさほど大損というわけではないですからね。
ただし、容器だけは絶対に蓋付きにすべきです。 適当な物が無ければ、ダイソーの四角い蓋付きバケツが、私がミミズ養殖を伝授した仲間が使っていて上手くいっているので 良かったら使ってみて下さい。200円商品ですが結構蓋がピッタリ閉まってロックも出来るのでミミズが這い出てくることも無いようです。 もちろん元がバケツなので、底に水抜き穴、蓋に通気穴を開ける必要がありますが、さほどの手間でも無いでしょう。
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