みなさん、こんにちはー!
おとさんです。
今回はミミズコンポストの始め方というテーマでお話ししていきますね。
「ミミズコンポストってよく聞くけど、実際どうやって始めるの?」と思っている方、多いんじゃないでしょうか?
- 何を準備すればいいの?
- ミミズはどこで買うの?何匹必要?
- 容器ってどんなのがいいの?
- 気をつけることは?
- 失敗したらどうしよう…
おとさんも始める前は、わからないことだらけでした。笑
ということで今回はミミズコンポストの始め方を、初心者向けに準備・手順・注意点・よくある失敗まで一気に解説していきますね♪ 既存の関連記事へのリンクもたっぷり貼っておくので、気になるところは深掘りしてみてください。

ミミズコンポストとは?始める前に知っておきたいこと

まずは「そもそもミミズコンポストってなに?」というところから。
シマミミズに生ゴミを分解してもらう仕組み
ミミズコンポストとは、シマミミズという種類のミミズに、家庭の生ゴミを分解してもらう仕組みのこと。
シマミミズは赤褐色に縞模様の入った小型のミミズで、大きさは5〜10cmくらい。生ゴミや落ち葉、牛ふんなどの有機物が大好物で、土の表層で暮らしているのが特徴です。
シマミミズの基本情報については、こちらの辞書ページにまとめていますので合わせてどうぞ♪
https://niigatamimizu.com/2592/
段ボールコンポストやEMぼかしとの違い
コンポスト(生ゴミの堆肥化)にはいろんな手法があるんですが、ミミズコンポストはちょっと独特なんです。
- 段ボールコンポスト:好気発酵。発酵熱で生ゴミを分解する
- EMぼかし:嫌気発酵。EM菌を使って発酵させる
- ミミズコンポスト:生き物の力で分解する。発酵熱はあまり出ない
ミミズコンポストは「発酵」じゃなくて「ミミズに食べてもらう」のが基本。なので、においも控えめで、室内でもできるんですよね♪
各コンポストの違いを比べた記事はこちら。
https://niigatamimizu.com/408/
ミミズコンポストでできあがるもの
ミミズコンポストを続けていくと、ミミズ堆肥(ふん土)と液肥(おしっこ)の2つができあがります。
ミミズ堆肥は保水性も保肥性もバッチリで、家庭菜園や観葉植物にとっても良い土になるんですよね。詳しくはこちらの記事に書いています。
https://niigatamimizu.com/214/
ミミズコンポストを始める準備:必要なもの一覧
それじゃあ、実際に何を準備すればいいのかを見ていきますね。
おとさんが実際に揃えたものはこちらです。
| 必要なもの | 用途 | 入手場所 |
| シマミミズ | 主役。生ゴミ分解 | 釣具店・ネット通販 |
| 飼育容器(タライ等) | ミミズの住みか | 100均・ホームセンター |
| 床材 | ミミズのベッド | 100均・牛ふん(ホームセンター) |
| フタ用ネット | 脱走・害虫対策 | 100均(毛布収納袋等) |
| 霧吹き | 湿度調整 | 100均 |
| 段ボール・新聞紙 | 湿度・におい対策 | 家にあるものでOK |
道具のほとんどは100均で揃います♪
100均グッズを使った準備の詳細はこちらにまとめています。
https://niigatamimizu.com/966/
シマミミズは何匹必要?
シマミミズは1日に体重の半分くらいの生ゴミを食べてくれます。1匹あたり0.4gなので、100匹で20g、1000匹で200gの生ゴミを分解する計算です。
家庭の人数別の早見表はこちら。
| 家族(人) | 1日の生ゴミ(g) | 必要なミミズ(匹) |
| 1 | 200 | 1000 |
| 2 | 400 | 2000 |
| 3 | 600 | 3000 |
| 4 | 800 | 4000 |
| 5 | 1000 | 5000 |
4人家族なら4000匹が目安です。
「えっ、4000匹も必要なの!?」と驚く方もいると思うんですが、安心してください。シマミミズは飼育条件が良ければ、半年で5〜10倍に増えると言われています。最初は少なめで始めて、コンポストの中で増やしていくのが現実的ですね♪
たとえば新潟ミミズ情報局のお試しセット(150匹/3,500円)から始めても、半年で750〜1500匹に育ちます。2kgセット(500匹/7,000円)なら半年で2500〜5000匹です♪
匹数の計算詳細はこちらの記事に。
外食頻度も加味して、もっと正確に知りたい方はおとさん作の計算ツールをどうぞ♪
https://niigatamimizu.com/mimizu-numbers/
シマミミズはどこで買う?
シマミミズは、意外な場所で売っています。
- 釣具店:釣り餌コーナーに置いてあります
- オンライン:ヤフオクや専門業者から購入可能
- 新潟ミミズ情報局:おとさんも販売しています♪
販売場所の詳細はこちらにまとめてあります。
https://niigatamimizu.com/821/
容器はタライ?バケツ?

容器はタライがおすすめです。シマミミズは土の表層で暮らすので、深いバケツより浅くて面積の広い容器の方が向いているんですよね。
100均の毛布収納袋が容器のフタ代わりになって、しかも害虫対策にもなる、という優れもの。容器の自作方法はこちらの記事に写真付きでまとめています♪
床材は何を使う?
床材はミミズのベッドのこと。
- 新聞紙・段ボール:手軽。シュレッダーすると過ごしやすい
- ココナツ繊維:100均で買える。ただし塩抜きが必要
- 牛ふん:おとさん一押し。ミミズが格段に増える
床材の選び方や使い分けはこちらをどうぞ。
https://niigatamimizu.com/287/
ミミズコンポストの始め方:5ステップの手順

道具が揃ったら、いよいよコンポストを組み立てていきます。手順はとってもシンプル。
ステップ1:容器に床材を敷く
タライの底に、湿らせた床材を5〜10cmくらい敷きます。
ココナツ繊維を使う場合は、購入したらまず塩抜きが必要です。水を含ませて捨てる、を3〜4回繰り返すと、塩分が抜けて使えるようになります。
牛ふん(発酵牛ふん)を使う場合は、ホームセンターで売っているものをそのまま敷いてOKです♪
ステップ2:シマミミズを投入する
床材の上に、シマミミズをそっと投入します。
ミミズたちは光が苦手なので、放っておけば自然と床材の中に潜っていきますよ。

ステップ3:1週間はエサをあげない
これが大事なポイント。最初の1週間はエサをあげずに、新しい環境に慣れてもらうようにしましょう。
ミミズは環境の変化にとても敏感なので、いきなりたくさんの生ゴミを入れると驚いて脱走したり、最悪の場合は弱ってしまうこともあります。
「最初は様子見」が鉄則ですね♪
ステップ4:少しずつエサを与え始める
1週間経ったら、少しずつ生ゴミを与えていきます。
最初はコップ1杯くらいの生ゴミから始めて、ミミズの食べっぷりを見ながら徐々に量を増やしていくのがコツ。
エサは細かく刻んで、土の表面に置くか軽く埋めるかしてあげてください。
ステップ5:ネット・新聞紙でフタをして完成
最後に、湿らせた新聞紙を上にかぶせて、容器全体を毛布収納袋などのネットで覆って完成です。
ネットがあるとミミズの脱走を防ぎつつ、害虫の侵入も防げるので一石二鳥ですね♪
写真付きの組み立て手順はこちらの記事をどうぞ。
始めるときの注意点(温度・湿度・エサ)
ミミズコンポストを長く続けていくために、特に気をつけたいポイントを3つにまとめました。
注意点1:温度は15〜25℃をキープ
シマミミズは温度にかなり敏感です。
- 適温:15〜25℃
- 暑さに弱い:30℃を超えると弱る、35℃で死滅の危険
- 寒さにも弱い:6℃以下では卵が孵化しない
夏場は日陰に置いて、霧吹きで水をかける・冷凍した生ゴミを与える等の工夫が必要。暑さ対策の具体策はこちらの記事に5つまとめています。
https://niigatamimizu.com/207/
注意点2:湿度は「絞っても水が垂れない」くらい
ミミズは湿った環境が好きですが、水浸しはNG。
目安は「床材を握ったときに、絞っても水が垂れない」くらい。乾燥してきたら霧吹きで足してあげましょう。
屋外で雨ざらしにする場合は、容器に排水穴があるかどうかが分かれ目になります。詳細はこちら。
https://niigatamimizu.com/191/
注意点3:pH(酸性度)にも気をつける
ミミズはpH5.0〜9.0の範囲で活動できます。コンポスト内は放っておくと酸性に傾きやすいので、卵の殻を細かく砕いて入れると中和してくれますよ。
pHについて詳しくはこちらの記事に。
https://niigatamimizu.com/129/
注意点4:入れてはいけないものを覚える
シマミミズには苦手な食べ物・絶対に入れてはいけないものがあります。
| NG度 | 具体例 | 理由 |
| ×(絶対NG) | 柑橘系の皮(みかん・レモン) | リモネンでミミズが死ぬ |
| ×(絶対NG) | 油・刺激物(唐辛子・からし) | 皮膚呼吸ができなくなる |
| △(控えめに) | ネギ類(玉ねぎ・ニンニク) | においと刺激が苦手 |
| △(控えめに) | 塩分の多いもの(ハム・ベーコン) | ミミズの体が脱水する |
| ○(大好物) | バナナの皮・コーヒーかす・米ぬか | 栄養豊富で食いつき抜群 |
入れてはいけないものの詳細はこちら。
よくある失敗と対処法
おとさんも何度かやらかしているんですが、ミミズコンポストには「あるある失敗」があります。先に知っておくと回避できますね♪
失敗1:エサを一気に入れすぎて発酵熱が出る
特に米ぬかやコーヒーかすを大量に入れると、コンポストの中で発酵が起きて温度が上がり、ミミズが弱ってしまうことがあります。
米ぬかは少量を表面にパラパラとふりかける程度にして、固まりをつくらないのがコツ。詳しくはこちらの記事に。
https://niigatamimizu.com/731/
失敗2:コーヒーかすを大量投入してpHが酸性に
コーヒーかすはpH5.0〜6.0の弱酸性。少量ならミミズも喜んで食べてくれますが、いきなり大量に入れるとコンポスト内が酸性に傾いて、ミミズが驚いてしまうかも。
少しずつ試して、ミミズの様子を見ながら増やしていくのが安心です。
https://niigatamimizu.com/396/
失敗3:脱走してしまう
環境が合わないと、ミミズは容器から脱走しようとします。原因はだいたいこのあたり。
- 湿度が高すぎる/低すぎる
- 温度が高すぎる
- エサが腐って嫌気状態になっている
- 新しい環境に慣れていない(最初の1週間)
室内で飼う場合は、容器を毛布収納袋などのネットで覆っておくと、脱走しても容器の外には出られないので安心です。
室内でやるときの注意点をまとめた記事はこちら。
https://niigatamimizu.com/929/
失敗4:においが出る
ミミズコンポストは基本的にはにおいが少ないんですが、運用がうまくいっていないとにおうことがあります。
においの主な原因は嫌気状態(酸素不足)。エサを大量に入れすぎたり、湿度が高すぎたりすると、コンポスト内が腐敗してにおいが出ます。
対処法は、エサを細かくする・新聞紙や段ボールを増やす・霧吹きを控える、の3つ。
失敗5:害虫が湧く
コバエやダニが発生することがあります。
エサを土の中に埋めて、表面に出さないのが一番の対策。あとは、容器をネットで覆っておけば外からの侵入も防げます。
冷凍した生ゴミを使うと、卵などの害虫の発生源も減らせるので一石二鳥ですよ♪
シマミミズかドバミミズか問題
ここでよく聞かれる疑問にお答えしておきます。
「ドバミミズじゃダメなの?」
雨上がりの道路でうにょうにょしている、あの大きいミミズ。あれはドバミミズと呼ばれるグループで、シマミミズとは別の生き物なんです。
並べてみるとこんな感じ。
| 項目 | シマミミズ | ドバミミズ |
| 大きさ | 5〜10cm | 10〜30cm |
| 住んでる場所 | 枯草・堆肥の中(表層) | 土の中(深め) |
| コンポスト | ○(向いている) | ×(向いていない) |
| 周年繁殖 | 一年中OK | 冬は繁殖停止・死滅 |
コンポストに使えるのは、シマミミズだけです。ドバミミズは表層では暮らせないし、冬になると死んでしまうので、コンポストとしては成立しないんですよね…。
シマミミズとドバミミズの違いは、それぞれの辞書ページにまるごと解説しています。
https://niigatamimizu.com/2592/
https://niigatamimizu.com/2608/
まとめ:初心者でも今日から始められるミミズコンポスト

今回はミミズコンポストの始め方というテーマで、
- ミミズコンポストの仕組み(シマミミズに分解してもらう)
- 必要な道具(ほぼ100均で揃う)
- 5ステップの手順(容器→床材→ミミズ→1週間放置→エサ)
- 注意点(温度・湿度・pH・入れてはいけないもの)
- よくある失敗5パターン(発酵熱・酸性化・脱走・におい・害虫)
- シマミミズとドバミミズの違い
を一気にまとめてみました。
ミミズコンポストは、家庭の生ゴミを土に還してくれる、小さくて頼もしいパートナーと一緒に暮らす取り組み。最初は少しドキドキするかもしれませんが、シンプルな仕組みなので、初心者でも誰でも始められます♪
おとさんも始めるまでは「ミミズなんてちょっと…」と思っていましたが、実際にやってみると、毎日の生ゴミがちゃんと土になっていく様子は見ていて飽きません。笑
ぜひこの記事を片手に、みなさんもミミズコンポスト生活を始めてみてくださいね♪
参考
新潟ミミズ情報局もミミズを販売しています♪
新潟ミミズ情報局でもシマミミズを販売しています!ミミズコンポストに使える元気なミミズたちを日本全国に発送しています♪



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